March 5, 2025

インビザラインは目立つ?矯正中の見た目や治療方法を解説

インビザラインは、透明なマウスピースを使用した矯正方法で、「目立たない矯正」として多くの方に選ばれています。

しかし、「本当に目立たないのか?」や「他の矯正方法と比べてどのくらい見た目に違いがあるのか?」といった疑問を持つ方もいるでしょう。

今回は、インビザラインの見た目に関する特徴や、従来の矯正器具との違い、インビザラインが持つメリットについて解説していきます。

矯正中の見た目を気にされる方や、インビザラインを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインは目立つ?

インビザラインは、その透明性と取り外し可能な特長により、目立ちにくいと広く認識されています。

しかし、アタッチメントやゴムなどの補助的な要素が使用されることもあり、これらが外部から見える場合は少々目立つ可能性があります。

ここからは目立ちやすさについて「アタッチメントやゴム」「アライナー」それぞれ解説していきます。

アタッチメントやゴムが目立つ可能性がある

アタッチメントは、透明なアライナーに小さな突起として機能し、特定の歯に対してより強い力を加えるために用いられます。

通常、歯の色と調和するように設計されていますが、光の当たり方やアライナーの汚れによっては目立つことも。

また、矯正中に使用するゴムもまた、顔の動きと共に見えることがあり、これが人の目を引く原因になることもあります。

アライナーは目立ちにくい

本体のアライナーは、その透明さと薄さから、日常生活での目立ちにくさが特徴です。装着していても、非常に自然であり、多くの人が気付かないレベルです。

しかし、アライナーの表面に付着する飲食物の色素や、長時間の使用による微細な傷が目立つようになることもありますので、定期的な清掃と適切な管理が必要です。

インビザラインが目立たない理由

インビザラインはアライナーは目立ちにくいと記載しましたが、ここからはインビザラインが目立たない理由を具体的に解説していきます。

解説する項目は以下になります。

それぞれ順番に解説していきます。

透明なプラスチックを使用

インビザラインは高品質の透明プラスチック製で、自然な歯の色とほぼ同じであるため、外から見てもその存在をほとんど感じさせません。

ワイヤーやブラケットがない

従来の矯正器具に見られがちな金属のワイヤーやブラケットが使用されていないため、口元の見た目がずっと自然です。

そのため、矯正中であることが外部にほとんど知られることはありません。

デザインが薄い

アライナー自体が非常に薄く作られており、装着しているときの違和感が少ないです。

厚さが0.5mmで、加えて透明なこともあり、目立たずに他人の目に触れることなく、日常生活を送ることが可能です。

アタッチメントやゴムが目立つ原因

アタッチメントやゴムはアライナーに比べると目立ちやすい点があります。

ここからはアタッチメントやゴムが目立つ原因を解説していきます。

アタッチメントの凹凸

アタッチメントは小さな凸状の構造であり、これが光を受けて影を作り出すことがあります。

また、これらは歯の表面に直接取り付けられるため、特に近距離で見られると目立つことがあります。

アタッチメント周りの着色

食事や飲み物の色素がアタッチメント周りに付着すると、目立つようになることがあります。

これを防ぐためには、食後の歯磨きや定期的なクリーニングが推奨されます。

ゴム掛け

矯正中に使用されるゴムは、特定の歯を引き寄せるために用いられますが、これが外から見えると目立つことがあります。

これは特に笑ったり話をするときに見えやすくなります。

抜歯後にできた隙間

矯正の過程で抜歯を伴う場合、その後に生じる隙間は一時的に目立つことがあります。

しかし、これは時間とともに矯正によって閉じられていきます。

インビザライン治療のリテーナーは目立つ?

インビザラインの治療後に使用されるリテーナーは、目立つかどうかが気になるところです。しかし、これはリテーナーのタイプによって異なります。

目立つリテーナー

一部のリテーナーは金属製の部分があるため、やや目立つことがあります。これは主に固定式のリテーナーで見られる特徴です。

目立ちにくいリテーナー

一方で、プラスチック製の取り外し可能なリテーナーは非常に目立ちにくく、日常生活においてほとんど気になることはありません。これにより、矯正治療後も安心して社会生活を送ることが可能です。

インビザラインの治療の流れ

インビザライン治療は、患者さんのニーズに合わせてカスタマイズされ、各ステップで慎重に調整されます。

流れとしては最初のカウンセリングから治療計画の確定、マウスピースの作成、そして定期的な調整とメンテナンスになります。

それぞれ順番に解説していきます。

初診から治療開始までのステップ

カウンセリングと初診

初診では、患者さんの口腔内を詳しく診察し、矯正治療の目的と期待を明確にします。この段階で、インビザラインの治療が適切かどうかを判断し、個々の状態に最適な治療計画を立案します。

マウスピースの作成

患者さんの歯の型を取り、それを基にして3Dコンピュータ技術を使用してマウスピースが作成されます。このマウスピースは、患者さんの歯の動きを一歩ずつ誘導するように設計されています。

治療中の調整とメンテナンス

治療中は定期的に歯科医師によるチェックが行われ、マウスピースのフィット感や進行状況が評価されます。必要に応じて、新しいマウスピースに交換し、治療計画を調整します。

インビザラインのメリットとデメリット

インビザライン治療は多くの利点を持つ一方で、いくつかのデメリットもあります。

それぞれ順番に解説していきます。

インビザラインのメリット

インビザラインの最大のメリットはその目立たない外観です。透明なマウスピースはほとんど目立ちませんし、取り外しが可能なため、食事や歯磨きが容易になります。

また、痛みが少なく、口内の慣れも早いです。

インビザラインのデメリット

一方でデメリットとしては、コストが高額であり、全ての症例に適応できるわけではない点があります。

また、アタッチメントが必要な場合、それが若干目立つこともあります。

インビザラインの費用と保険適用

インビザラインの治療費は、症例の複雑さや治療期間によって大きく異なりますが、一般的には高額な投資が必要となります。

インビザライン治療の平均費用

インビザラインの費用は、症状により異なりますが、50万〜120万円ほどです。、費用は上述した通り症状に加え治療する歯科医院によって異なるため事前に確認しておく事が大切です。

保険適用の可能性

日本では、美容目的の矯正治療は通常、保険適用外とされていますが、特定の医療条件下での治療は例外の可能性もありますので、詳細は保険提供者に確認が必要です。

インビザラインを選ぶべき人とは?

最後に矯正をする際にインビザラインが向いているケースや適用範囲について解説していきます。

インビザラインが適しているケース

軽度から中等度の歯並びの不正や、見た目を重視する患者さんに最適です。しかし、重度の咬合異常や、広範囲の歯の移動が必要な場合は、他の矯正方法が推奨されることもあります。

他の矯正方法と比べた適用範囲

インビザラインは多くの一般的な歯並びの問題に対応可能ですが、特定の複雑な症例では限界もあります。矯正治療の可能性を最大限に引き出すためには、専門の歯科医師と相談することが重要です。

インビザラインは目立つのか?についてのまとめ

インビザラインは目立ちにくい矯正方法ですが、アタッチメントを使用する場合や、特定の状況下では目立つ可能性があります。

そのため、治療を受ける前には十分な情報収集と専門医との相談が推奨されます。

インビザラインをご検討中の方は、DDクリニックにご相談ください。

DDクリニックでは無料健診を実施しており、歯並びや噛み合わせを正確に把握したうえで、適切な矯正方法をアドバイスいたします。

質問や不安点は何でもお聞かせください。納得したうえで治療をスタートできるよう、しっかりサポートいたします。

軽度~重度の歯並びにも対応可能なので、まずは無料精密検診でお悩みをご相談ください。

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