March 5, 2025

インビザラインの正しい洗い方!洗浄方法やお手入れの注意点を解説

インビザラインのマウスピースを清潔に保つことは、矯正治療を成功させるために欠かせないポイントです。

しかし、「正しい洗い方はどうすればいいのか?」「洗浄の頻度や使用して良い洗剤は?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

適切な手入れをしないと、汚れや臭いがつきやすくなり、治療だけでなく口内環境にも影響を及ぼす可能性があります。

今回は、インビザラインの正しい洗浄方法や、洗う際の注意点、日々のお手入れのコツについて詳しく解説します。

ぜひ、清潔で快適な矯正治療を続けるための参考にしてください。

インビザラインの正しい洗い方

インビザラインは透明なマウスピースを使用した歯列矯正装置であり、常に清潔を保つことが非常に重要です。

インビザラインを清潔に保つためには、適切な洗浄方法が必要です。

日々の正しい洗い方を行うことで、マウスピースの劣化を防ぎ、快適に使用し続けることができます。

ここからはインビザラインの正しい洗い方について解説していきます。

洗浄剤を使用する

インビザライン専用の洗浄剤を使用し、安全で効果的に汚れを除去します。市販のマウスピース専用洗浄剤は、インビザラインに適した成分を含んでおり、安心して使用できます。

専用の洗浄剤

市販されているインビザライン専用の洗浄剤を使用することで、マウスピースを傷つけずに効率よく清潔に保つことができます。

また、専用洗浄剤はマウスピースの材質に優しいため、長期的な使用にも適しています。

中性の洗浄剤

中性洗剤を薄めた水で優しく洗うことも、インビザラインの安全な洗浄方法の一つです。

アルコールや研磨剤を含まない中性洗剤を選ぶことが重要で、これによりマウスピースが変形するリスクを低減します。

流水で洗う

洗浄剤を使った後は、必ず流水でしっかりとすすぎ洗いをしてください。

流水ですすぐことで、洗浄剤の残りがなくなり、マウスピース内部に洗剤が残ることがなくなります。

柔らかいブラシで洗う

柔らかいブラシを用いて、優しくブラッシングすることが推奨されます。

硬いブラシを使用するとマウスピースに傷がつく可能性があるため、専用もしくは非常に柔らかいブラシの使用が望ましいです。

しっかりすすぐ

洗浄剤や汚れが残らないように、しっかりと水ですすぐことが重要です。これにより、マウスピース内部に洗剤成分や汚れが残ることなく、常に清潔な状態を保つことができます。

乾燥させる

清潔な布で水分を拭き取り、自然乾燥させることが望ましいです。マウスピースを直射日光や高温の場所に置かないよう注意し、風通しの良い場所で乾燥させることが推奨されます。

インビザラインの洗浄の頻度

適切な洗浄頻度は、インビザラインを常に清潔に保つための鍵となります。

それぞれ「毎食後」「間食後」「就寝前」に洗浄するのがおすすめです。

順番に解説していきます。

毎食後

食後は食べかすや細菌が付着するため、毎回洗浄することが推奨されています。これにより、口内環境を清潔に保つことができ、虫歯や口臭のリスクを低減します。

間食後

スナックや飲料を摂取した後も、マウスピースの洗浄を行うべきです。これにより、糖分や酸性の物質がマウスピースに付着することを防ぎます。

就寝前

夜間は細菌が繁殖しやすいため、就寝前の洗浄が特に重要です。この時間に洗浄を行うことで、一晩中清潔な状態を保つことができます。

インビザライン洗浄が大切な理由

ここからはインビザラインの洗浄が大切な理由を解説していきます。

しっかり洗浄しなかった際に起こるリスクには以下があります。

虫歯・歯周病につながる

不適切な洗浄は虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があります。

マウスピース内に食べ物の残りや細菌が蓄積すると、それが直接歯や歯茎に影響を与え、虫歯や歯周病を引き起こす原因となり得ます。

口臭の原因になる

汚れや細菌は口臭の主な原因となるため、定期的な洗浄が必要です。

特にインビザラインは長時間口内に留まるため、臭いの発生を抑えるためにも、こまめな洗浄が推奨されます。

カビの発生

湿った状態で放置するとカビが生じることがあります。

常に乾燥させることが重要で、適切な保管方法と合わせて、カビの発生を防ぐためにも定期的な洗浄と乾燥が必要です。

マウスピースの変色・着色

コーヒーやワインなどの色素が強い飲食物は、マウスピースの変色や着色を引き起こすことがあります。これを防ぐためには、使用後すぐに洗浄を行うことが効果的です。

インビザラインのお手入れで避けるべきこと

インビザラインの長持ちと安全性を保つために避けるべき行動がいくつかあります。

それぞれ順番に解説していきます。

熱湯を使用しない

高温の水はマウスピースを変形させる可能性があるため、使用は避けてください。熱湯での洗浄はマウスピースの材質を損傷させる可能性があります。

歯磨き粉を使用しない

歯磨き粉の研磨剤がマウスピースを傷つけることがあるため、推奨されません。研磨剤が入っていない専用の洗浄剤の使用が望ましいです。

硬いブラシを使用しない

硬いブラシはマウスピースを傷つける原因となりますので、使用を避けてください。柔らかいブラシを用いることで、マウスピースを傷つけずに効果的に汚れを除去できます。

強い力で磨かない

強い力で磨くとマウスピースが破損する恐れがあります。優しく洗うことでマウスピースを長持ちさせることが可能です。

マウスピースを外したらすぐ洗う

外した直後に洗うことで、細菌の繁殖を防ぎます。

これにより、次回使用時に清潔な状態でマウスピースを口に入れることができます。

しっかり乾燥させる

乾燥はカビや細菌の繁殖を防ぐために非常に重要です。

洗浄後はしっかりと乾燥させ、清潔な状態を維持しましょう。

インビザラインのマウスピース保管方法

適切な保管方法は、インビザラインの機能を維持するために必要です。

ここからは「マウスピースの外し方」「保管時の注意」の2点を解説していきます。

マウスピースの外し方

正しい手順で慎重に外し、マウスピースを痛めないようにします。正しい外し方をマスターすることで、マウスピースの寿命を延ばすことができます。

保管時の注意点

清潔な状態で、適切な場所に保管することが必要です。直射日光を避け、湿度の低い場所で保管することが理想的です。また、外出時には専用ケースを使用し、常に清潔な状態で保管しましょう。

インビザラインの洗い方についてのまとめ

インビザラインを正しく洗浄・ケアすることは、口腔内を清潔に保ち、快適に治療を続けるためにとても重要です。

毎日の正しい洗い方と定期的な洗浄ケアを徹底することで、アライナーの汚れや変形を防ぎ、快適な治療環境を整えられます。何か心配な点があれば、担当の歯科医師に相談し、適切なケア方法を確認しましょう。

インビザラインをご検討中の方は、DDクリニックにご相談ください。

DDクリニックでは無料健診を実施しており、歯並びや噛み合わせを正確に把握したうえで、適切な矯正方法をアドバイスいたします。

質問や不安点は何でもお聞かせください。納得したうえで治療をスタートできるよう、しっかりサポートいたします。

軽度~重度の歯並びにも対応可能なので、まずは無料精密検診でお悩みをご相談ください。

一覧にもどる