「裏側矯正には興味があるけれど、費用や期間、他の矯正方法と比べてどうなのか分からない」というお悩みはありませんか?目立ちにくいと人気の裏側矯正ですが、実際には費用やケアの難しさなど気になる点も多く、踏み出せない方も少なくありません。
今回の記事では、裏側矯正のメリット・デメリット、表側やマウスピース矯正との比較表、さらには歯科医院の選び方や注意点まで詳しく解説します。
裏側矯正に対する漠然とした不安を解消しながら、最適な治療プランを見極めるポイントをまとめました。
矯正治療を始める前に裏側矯正のメリットやデメリットを知りたい!という方は、ぜひ参考にしてください。
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けることで表から見えにくくする矯正方法です。目立ちにくい点が大きな魅力ですが、表側矯正やマウスピース矯正と比べて費用や治療の難易度などが異なります。まずは大まかな特徴をつかみ、適切な比較や検討を進めましょう。
歯の裏面にブラケットやワイヤーを装着するため、正面から見ても矯正装置がほとんど分かりにくい点が最大の特徴です。その反面、歯科医師の高度な技術が必要となり、費用や治療期間は一般的に表側矯正よりも高額・長期化しやすい傾向があります。
表側矯正は歯の表に装置を付けるため、装置の存在感がはっきりと見えます。一方、裏側矯正は見た目を意識する方に向いている反面、発音や舌の動きに慣れるための時間が必要です。また、調整に時間や費用がかかることが多く、通院頻度もやや高くなる傾向があります。
他の矯正方法(マウスピース矯正など)との比較
近年はマウスピース矯正が普及し、患者さんが矯正方法を選ぶ幅が広がっています。
代表的な矯正方法としては、「表側矯正」「裏側矯正」「マウスピース矯正」があります。
まず表側矯正は、歯の表面に装置を取り付けるため目立ちやすいものの、多くの症例に対応しやすく、費用相場はおおよそ60万〜100万円程度です。
次に裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着するため、ほとんど目立たないという大きなメリットがありますが、費用は80万〜150万円程度とやや高めです。見た目を気にする人に特におすすめといえます。
最後にマウスピース矯正は、取り外し可能で目立ちにくいのが特長で、費用は50万〜100万円程度です。
軽度から中程度の症例に適しており、ライフスタイルに合わせて使いやすい反面、複雑な歯並びの改善には不向きな場合があります。歯並びの状態や生活スタイルを考慮して、自分に合った方法を検討してみましょう。
「矯正中だと気づかれにくい」点が裏側矯正の最大の強みです。人前で話す機会が多い人や、接客業・営業職の人などは負担を感じにくいでしょう。
歯の裏側に装置があるため、外見上は従来の矯正よりも目立ちません。装着していることを周囲に知られたくない方には大きなメリットとなります。
笑ったときに矯正装置が見えづらいので、職場や接客時に「矯正している」と意識されにくいです。顧客や同僚への印象を保ちながら歯並びを整えたい方に向いています。
装置が舌側にあるぶん、ケアの方法や器具の使い方は工夫が必要になります。とはいえ、正しい方法を身につければ虫歯や歯周病のリスクを最小限に抑えられます。
歯ブラシの先端が裏側に届くよう、小さめのヘッドや専用ブラシを活用しましょう。奥歯や矯正器具周辺は特に汚れが残りやすいため、丁寧なブラッシングが大切です。
ブラシだけでは落としきれない汚れはフロスや歯間ブラシで補います。正しい角度や動かし方を歯科医師や歯科衛生士に指導してもらうと、より効果的なケアが可能です。
多くのメリットを持つ裏側矯正ですが、費用面や違和感といったデメリットも理解しておきましょう。事前に把握しておくことで、対策や覚悟ができます。
表側矯正と比べると技術的な難易度が高いため、どうしても費用が高めに設定されがちです。
また、装置の調整にも手間がかかるため、治療期間も長くなる傾向があります。
ほとんどの場合、裏側矯正は保険外診療です。矯正の内容によって数十万円以上の差が出るため、複数の医院で見積もりをとって比較することをおすすめします。
装置が舌に近い位置にあるため、発音しづらさや舌先の違和感が生じやすくなります。早口言葉や簡単な発声練習で慣れを促す方法があるため、気になる方は歯科医に相談しましょう。
特に「さ行」や「た行」など舌先を使う発音がしづらくなる場合があります。矯正専門医や言語聴覚士から指導を受けると、スムーズな発音へ徐々に慣れていくことができます。
硬い物や粘着性のある物を食べると装置が破損しやすく、トラブルの原因になりかねません。矯正中は食事の内容や食べ方にも気を配る必要があります。
ガムやキャラメル、固いナッツ類などは装置に絡まったり、ワイヤーを曲げたりする可能性が高いです。小さく切る、口の中で柔らかくしてから噛むなどの工夫が必要です。
金属アレルギーのある方は、あらかじめ歯科医院に伝えることで対応策を考えてもらえます。装置が外れたり破損した場合は放置せず、すぐに受診しましょう。
どんな治療法にも向き不向きがあります。自分が重要視するポイントを明確にしておくことで、後悔の少ない矯正選びができます。
見た目を重視したい方や、人前に出る機会が多くて矯正器具を気にせず過ごしたい方に最適です。予算や治療期間をじっくりと確保できるなら、表側矯正よりもストレスを感じにくいでしょう。
裏側矯正なら外から見える金属部分がほとんどありません。職場や日常生活でのストレスを軽減しながら、歯並びの改善を目指せます。
治療期間や通院頻度が増える可能性があるため、時間にゆとりを持って対応できる方には向いています。完了までのプロセスを楽しむ心構えも大切です。
治療コストや装置の違和感は、裏側矯正のデメリットとして大きく影響します。できるだけ早く費用や装置の試着について相談し、不安要素を取り除きましょう。
裏側矯正は比較的高額になることが多いため、費用を重視する方は表側矯正やマウスピース矯正の方が適している場合があります。カウンセリングで予算を伝えるのが賢明です。
舌に装置が当たることで生じる不快感がどうしても耐えられない場合、他の矯正方法を検討した方が長期的なストレスを減らせます。
難易度が高いぶん、治療を任せる歯科医院の選択がとても重要です。カウンセリングやアフターケアまでしっかり見極めましょう。
経験豊富な矯正専門医を探すだけでなく、複数の医院でカウンセリングを受け、疑問点を積極的に質問することが大切です。以下のポイントをチェックすると安心です。
学会資格の有無や矯正専門医院での勤務経験など、実績を確認することで安心感が得られます。症例写真や口コミも参考にしましょう。
治療にかかる総額や期間、支払い方法の選択肢などを複数医院で比較するのも有効です。カウンセリング時に治療の流れを理解しておけば、実際の開始後に戸惑うことが減ります。
矯正装置の調整や万が一の破損、治療後の保定装置など、アフターフォローの充実度は医院によって異なります。定期的な検診やクリーニングの費用もあわせて確認しましょう。
頻繁に通院が必要になる場合や、食事に制限が生じる場合があります。仕事や学校、家庭環境と擦り合わせたうえで計画を立てると、矯正期間の負担を軽減できます。
裏側矯正は目立ちにくい反面、費用や期間、ケアなど考慮すべき点が多い治療です。自身の予算や生活スタイルを踏まえ、専門医の指導を得ながら最適な方法を選ぶことが重要となります。正しいケアや定期検診を怠らず、発音への違和感や食事制限にもしっかり対応すれば、歯並びと口元の美しさを両立できるでしょう。
矯正中の不安は医師に相談し、積極的に情報収集することで解消されます。悩みを解決し、理想的な笑顔を手に入れましょう。
「矯正治療は費用や通院期間が心配…」と迷っている方へ。
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